【ラクスル】データ入稿でエラーが出た時のチェックリスト7選!オペレーターに聞く前の即効解決策


「よし、デザインが完成した!あとは入稿するだけ」と意気込んでアップロードしたものの、画面に表示される「データ不備」や「エラー」の文字……。

「締め切り時間が迫っているのに、何がいけないのか分からない!」

「再入稿してくださいと言われたけれど、直し方が不明…」

ネット印刷のラクスルを利用する際、誰もが一度は直面する壁が「データ入稿」です。特に初心者の方や、久しぶりにデザインソフトを触った方にとって、印刷特有のルールは少し難しく感じるかもしれません。

しかし、実はエラーの原因のほとんどは、共通する「7つのポイント」に集約されています。この記事では、カスタマーサポートに電話が繋がるのを待つよりも早く、自力でデータを修正して入稿を完了させるためのチェックリストを公開します。


1. フォントの「アウトライン化」は忘れていない?

ラクスルのデータ不備で最も多い原因が、フォント(文字)のアウトライン化漏れです。

自分の中では綺麗に見えていても、印刷所のPCに同じフォントが入っていないと、別の文字に置き換わってしまう「文字化け」が発生します。これを防ぐために、文字を「図形(パス)」に変換するのがアウトライン化です。

  • 解決策: Illustrator(イラストレーター)なら、すべてのオブジェクトを選択して Command(Ctrl) + Shift + O を実行。漏れがないか、文字検索機能で「テキスト」が残っていないか確認しましょう。


2. 裁ち落とし(塗り足し)が3mm確保されているか

画面で見ているときは完璧でも、実際の印刷では紙を束ねて裁断するため、どうしてもコンマ数ミリのズレが生じます。この際、背景のデザインが仕上がりギリギリだと、端に白い隙間ができてしまうのです。

  • 解決策: 仕上がりサイズよりも上下左右に「3mmずつ」外側まで背景を引き伸ばしてください。ラクスルが配布している専用テンプレートを使用すれば、この「塗り足しガイド」が付いているので安心です。


3. カラーモードが「CMYK」になっているか

PCやスマホの画面は「RGB(光の三原色)」で表現されていますが、印刷機は「CMYK(インクの四原色)」を使用します。

  • 解決策: RGBのまま入稿すると、印刷後に「画面で見た色よりくすんで見える」というトラブルに繋がります。あらかじめドキュメントのカラー設定をCMYKに変更しておきましょう。特にオフィスソフト(Word/PowerPoint)で作る場合は、PDF保存時の設定をチェックしてください。


4. 画像の解像度が低すぎないか

WEBサイトから保存した画像や、スマホで撮った写真をそのまま使うと、印刷した時に「ガビガビ」と粗くなってしまうことがあります。

  • 解決策: 印刷に最適な解像度は、原寸で300dpi〜350dpiです。解像度が足りないというエラーが出た場合は、画像を小さく配置し直すか、より高画質な素材に差し替える必要があります。


5. リンク画像の「埋め込み」ができているか

Illustratorなどのソフトで画像を配置している場合、その画像ファイル自体がデータ内に取り込まれていない「リンク切れ」状態だと、印刷所では画像が表示されません。

  • 解決策: 画像を配置した後に「埋め込み」処理を行うか、入稿時に画像ファイルもすべて同じフォルダにまとめて圧縮して送る必要があります。最近は「PDF入稿」にすることで、このトラブルを回避するのが主流です。


6. 特色(スポットカラー)を使用していないか

金、銀、蛍光色などの「特色(PANTONEやDIC)」がデータに含まれていると、通常の4色印刷(フルカラー)ではエラーになることがあります。

  • 解決策: 全てのカラーをプロセスカラー(CMYKの掛け合わせ)に変換してください。意図せず特色が混じっていることもあるので、スウォッチパネルを確認してみましょう。


7. ファイル形式とサイズは適切か

ラクスルが推奨するファイル形式(PDF、AI、PSDなど)になっているか、またファイルサイズが大きすぎてアップロード中にタイムアウトしていないかを確認しましょう。

  • 解決策: 最も推奨されるのは「PDF形式」です。AIデータよりも軽く、フォントや画像のトラブルも起きにくいため、入稿エラーに悩んでいるならPDFへの書き出しを試してみてください。


もしチェックしても直らない時は…?

これら7つのポイントを確認してもエラーが消えない、あるいは修正方法がどうしても分からないという場合は、無理に自力で解決しようとせず、以下の手段を検討してください。

ラクスルの「スピードチェック」を利用する

アップロード後、システムが自動で不備を検知してくれる機能です。どこが間違っているのかを視覚的に示してくれるため、修正箇所が特定しやすくなります。

データの「制作・修正サービス」に頼る

どうしてもデータが作れない、あるいは修正が間に合わないという法人・個人の方向けに、ラクスルではデザインの修正代行や、プロが作成するサービスも提供されています。コストはかかりますが、確実な品質を求めるなら有効な選択肢です。


まとめ:正しいデータ作成が「最速・安値」の近道

ラクスルで安く、早く印刷物を手に入れるための最大のコツは、一発で「データ不備なし」の判定をもらうことです。

再入稿を繰り返すと、その分だけ出荷日が後ろにズレてしまい、結果的に特急料金を払うことになったり、イベントに間に合わなくなったりするリスクがあります。

  1. テンプレートを必ず使う

  2. アウトライン化を徹底する

  3. PDF入稿を優先する

この3点を守るだけでも、エラーの確率は劇的に下がります。

プロ仕様の完璧なデータをマスターして、ストレスのない印刷発注を実現しましょう!