スウェーデン旅行のコンセント対策ガイド!変換プラグや電圧の注意点を徹底解説
スウェーデンへの旅行や出張が決まったら、真っ先に確認しておきたいのがコンセントの形状と電圧です。「スマホの充電器はそのまま使える?」「ドライヤーは壊れない?」といった不安を抱える方も多いのではないでしょうか。
北欧のスウェーデンは、日本とはコンセントの形も電圧の基準も大きく異なります。準備不足で現地に到着してしまうと、大切なデバイスが使えないだけでなく、最悪の場合は故障や火災の原因になることも。
この記事では、スウェーデンの電源事情から、必要な変換アダプターの種類、変圧器の要否まで、実体験に基づいた具体的な対策を詳しく解説します。
スウェーデンのコンセント形状は「Cタイプ」と「SEタイプ」
スウェーデンで一般的に使われているコンセント(プラグ)の形状は、**「Cタイプ」および「SEタイプ」**です。
1. Cタイプ(丸型2ピン)
ヨーロッパの広い地域で採用されている、最もポピュラーな形状です。2本の丸いピンが並んでいるのが特徴です。
2. SEタイプ(丸型2ピン・接地極付き)
Cタイプと似ていますが、プラグの根元にアース用の切り込みや接触部があるタイプです。Fタイプと呼ばれることもあります。
【重要なポイント】
スウェーデンの壁側コンセントは、CタイプとSEタイプのどちらのプラグも差し込めるようになっています。そのため、旅行者が準備するのは**「Cタイプ」の変換プラグひとつで十分**です。日本の「Aタイプ(平型2ピン)」はそのままでは絶対に差し込めません。
電圧の違いに注意!変圧器は本当に必要?
日本の電圧は100V(ボルト)ですが、スウェーデンの電圧は230Vと非常に高いです。また、周波数も日本(50/60Hz)に対し、スウェーデンは50Hzとなっています。
「電圧が違うなら変圧器を買わなきゃ!」と思うかもしれませんが、実は最近の電子機器の多くは変圧器なしで使えます。
そのまま使えるもの(全世界対応タイプ)
製品のラベルやACアダプターに**「INPUT: 100V-240V」**と記載されていれば、スウェーデンの230Vにも対応しています。
スマートフォン(iPhone・Android)の充電器
ノートパソコンの電源アダプター
タブレット、デジカメの充電器
電気シェーバー(充電式の一部)
これらは変換プラグで形さえ変えれば、そのままコンセントに繋いで問題ありません。
変圧器が必要なもの(日本国内専用タイプ)
「INPUT: 100V」としか書かれていない製品をスウェーデンで使うと、過電圧でショートし、発火する恐れがあります。
日本製のドライヤー・ヘアアイロン(海外対応モデルを除く)
炊飯器や電気ポット
アドバイス:
最近の変圧器は高性能ですが、ドライヤーのような消費電力が大きい家電(ワット数が高いもの)に対応する変圧器は、重くて非常に高価です。短期滞在であれば、現地のホテルで借りるか、数千円で購入できる「海外対応ドライヤー」を日本で用意していく方が安上がりで安全です。
賢い電源対策!持っていくべき便利アイテム
スウェーデンのホテルは、歴史ある建物をリノベーションしているケースが多く、コンセントの数が限られていることがよくあります。以下のアイテムを揃えておくと、滞在の快適さが格段にアップします。
1. マルチ変換プラグ
スウェーデン以外の国(イギリスや北欧の他国など)にも足を伸ばす予定があるなら、世界中の形状に対応できる「マルチ変換アダプター」が便利です。
2. USBポート付き電源タップ
これが最もおすすめの対策です。
1つの変換プラグに日本の電源タップ(延長コード)を繋げば、複数のスマホやカメラを一気に充電できます。ただし、タップ自体が230Vの電圧に耐えられる仕様か確認してください。安全のためには、USBポートが直接付いた海外対応の小型充電器を1つ持っておくのがベストです。
3. モバイルバッテリー
ストックホルムの街歩きや、美しい大自然の中での写真撮影、Googleマップの利用など、旅行中は想像以上にバッテリーを消費します。移動中に充電できるよう、信頼できるメーカーのモバイルバッテリーは必須アイテムです。
現地で困った時の対処法
万が一、変換プラグを忘れてしまった場合はどうすればよいでしょうか。
ホテルのフロント: 中級以上のホテルであれば、貸し出し用の変換アダプターを用意していることがあります。「Adapter(アダプター)」と言えば通じます。
空港の売店: アーランダ空港などの主要空港内のショップでは、旅行者向けに各種プラグが販売されています。
電器店: ストックホルムなどの都市部であれば、「Clas Ohlson(クラス・オールソン)」や「Elgiganten(エルギガンテン)」といった電器チェーン店で容易に見つけることができます。
ただし、現地調達は日本で買うよりも割高になることが多いため、事前に100円ショップや家電量販店で購入しておくことを強く推奨します。
スウェーデンの電気事情に関する豆知識
スウェーデンは環境意識が非常に高く、電力の多くを水力や風力、バイオマスなどの再生可能エネルギーで賄っています。旅行中、コンセントを使う際にも、無駄な電力消費を避ける「ラーゴム(Lagom:多すぎず少なすぎず、ちょうど良い)」の精神を意識してみると、より現地に馴染んだ旅が楽しめるかもしれません。
また、冬場のスウェーデンは日照時間が短く、室内での照明(ランプ)の使い方が非常に凝っています。ホテルの部屋にある素敵な間接照明を楽しむためにも、電源周りの準備を完璧にして、ストレスのない北欧ステイを実現しましょう。
まとめ:出発前のチェックリスト
最後に、スウェーデン旅行に向けた電源チェックリストをおさらいしましょう。
変換プラグ「Cタイプ」を用意したか?(予備を含めて2個あると安心)
使いたい機器のラベルに「100V-240V」と書かれているか?
100V専用のドライヤーを無理に持っていこうとしていないか?
複数の機器を充電するためのUSBポート付き充電器はあるか?
この数点を確認するだけで、現地でのトラブルは大幅に防げます。準備を万全にして、美しいスウェーデンの景色や文化を存分に楽しんできてください。