パスポート申請の費用と賢い準備術!損をしないための支払いガイド


海外旅行が決まると、真っ先に頭に浮かぶのが「パスポート(旅券)」の準備ですよね。「いくらかかるの?」「どこで払うの?」といったお金にまつわる疑問は、早めに解決しておきたいものです。

パスポートの手数料は、決して安い買い物ではありません。だからこそ、仕組みを正しく理解して、スムーズに手続きを済ませることが大切です。この記事では、パスポート申請にかかる具体的な金額から、意外と知らない支払い方法の注意点、さらには申請時に発生する「隠れた出費」を抑えるコツまで、詳しく分かりやすく解説します。


1. パスポート発行にかかる基本料金(手数料)の一覧

パスポートの申請費用は、全国一律で決まっています。発行されるパスポートの有効期間や、申請時の年齢によって金額が変わるため、まずは自分がどれに該当するかを確認しましょう。

パスポートの手数料まとめ(1枚あたり)

種類18歳以上12歳以上18歳未満12歳未満
10年用16,000円選択不可選択不可
5年用11,000円11,000円6,000円

※18歳以上の方は、5年用と10年用のどちらかを選択できます。18歳未満の方は、成長に伴う容貌の変化が大きいため、5年用のみの申請となります。

手数料の内訳

この金額は、大きく分けて2つの要素で構成されています。

  1. 収入印紙代(国に納めるお金)

  2. 都道府県手数料(事務手数料として自治体に納めるお金)

例えば、10年用の16,000円であれば、14,000円が収入印紙、2,000円が都道府県手数料となります。これらは原則として、パスポートを受け取る際に支払うことになります。


2. 支払い方法のルールと注意点

パスポートのお金については、通常の買い物とは少し勝手が異なります。いざ窓口に行ってから慌てないよう、支払いルールを把握しておきましょう。

受け取り時に支払うのが基本

パスポート代は「申請時」ではなく、審査が終わって新しいパスポートを「受け取る時」に支払います。申請が受理されると「受理票(受領証)」が渡されますので、そこに記載された金額を用意して、交付窓口へ向かいます。

現金だけでは足りない?「印紙」と「証紙」

多くの自治体では、現金で直接窓口に支払うのではなく、**「収入印紙」「都道府県収入証紙」**を購入し、それを受理票に貼り付けて提出する形をとっています。

  • 購入場所: パスポートセンターのすぐ隣や、同じ建物内にある販売窓口で購入できるのが一般的です。

  • キャッシュレス決済の導入: 近年、一部の自治体ではクレジットカードや電子マネーでの支払いが可能になっています。ただし、まだ全ての窓口で対応しているわけではありません。事前に自分が申請する自治体の公式サイトを確認し、現金が必要かどうかをチェックしておくのが無難です。


3. パスポート代以外にかかる「隠れた費用」

パスポートを作るために必要な費用は、16,000円(10年用の場合)だけではありません。他にもいくつかの出費が発生することを忘れてはいけません。

証明写真代(約800円〜2,500円)

パスポート申請で最もミスが起きやすいのが写真です。規格が非常に厳しく、少しでも影が入っていたり、顔の大きさが足りなかったりすると受理されません。

  • スピード写真機: 800円〜1,000円程度。手軽ですが、撮り直しが難しいのが難点です。

  • 写真館・スタジオ: 2,000円〜3,000円程度。プロが規格に合わせて撮影してくれるため、受理されないリスクをほぼゼロにできます。

戸籍謄本の取得費用(約450円)

初めてパスポートを作る場合や、有効期限が切れてしまった場合は「戸籍謄本」が必要です。本籍地の市区町村窓口で取得する場合、450円程度の手数料がかかります。

※コンビニ交付を利用すれば、少し安くなる自治体もあります。

住民票の写し(必要な場合のみ:約300円)

基本的には不要なケースが多いですが、住民登録をしていない都道府県で申請する場合(居所申請)などに必要となることがあります。


4. 費用を安く抑えるための節約ポイント

「パスポート代は削れないけれど、それ以外のお金は節約したい!」という方のために、賢い工夫をご紹介します。

写真代をアプリで節約する

最近では、スマホで自撮りした写真をパスポートサイズに加工できるアプリが増えています。これをコンビニのプリントサービスで印刷すれば、わずか数百円で済みます。ただし、背景の影や表情など、パスポート独自の厳しい審査基準をクリアする必要があります。不安な方は、最初から写真機や写真館を利用することをお勧めします。

戸籍謄本を郵送で取り寄せない

本籍地が遠方にある場合、郵送で戸籍謄本を取り寄せると、返信用切手代や定額小為替の手数料で余計なコストがかかります。もし可能であれば、マイナンバーカードを利用したコンビニ交付を活用しましょう。直接窓口に行く交通費や郵送代を浮かせることができます。

有効期限をしっかり選ぶ

「10年用(16,000円)」と「5年用(11,000円)」で迷う方も多いでしょう。

1年あたりのコストを計算してみると…

  • 10年用: 1,600円/年

  • 5年用: 2,200円/年

    圧倒的に10年用の方がお得です。しばらく海外へ行く予定が続くのであれば、迷わず10年用を選ぶのが家計に優しい選択となります。


5. 紛失・盗難・残存期間不足…こんな時の費用は?

すでにパスポートを持っている場合でも、別途お金がかかるシチュエーションがあります。

期限が残っているけれど作り直したい場合(切替申請)

パスポートの有効期限が1年未満になった場合や、査証欄(スタンプを押すページ)が残り少なくなった場合は、新しく作り直すことができます。この際の手数料は、通常の新規申請と同じ金額(10年用なら16,000円)がかかります。

氏名や本籍地の都道府県が変わった場合

結婚などで氏名が変わった際などは、「残存有効期間同一旅券」という制度を利用できます。今のパスポートの有効期限を引き継いだまま、新しい氏名で発行してもらう方法です。この場合の手数料は、一律 6,000円 となります。

紛失してしまった場合

パスポートをなくして再発行する場合、紛失届を出した上で新規申請と同じ費用がかかります。海外で紛失すると、現地での再発行費用や帰国用の渡航書発行に多額の費用と時間がかかるため、管理には十分注意しましょう。


6. パスポート申請のよくあるお金のギモン

Q. クレジットカードで支払えますか?

A. 自治体によります。オンライン申請を利用した場合に限り、クレジットカード決済が可能な窓口が増えています。従来の紙の申請書で窓口に行く場合は、現金(印紙・証紙代)が必要なケースがまだ多いです。

Q. 子供のパスポート料金が高いと感じるのですが…

A. 12歳未満は6,000円と安く設定されていますが、12歳を1日でも過ぎると大人と同じ5年用11,000円になります。お子様がもうすぐ12歳になる場合は、誕生日の前に申請を済ませるのが節約のコツです。

Q. 申請したけれど、やっぱりキャンセルしたい。返金は?

A. パスポート代(手数料)を支払うのは「受け取り時」なので、発行されたパスポートを受け取らなければ支払いは発生しません。ただし、一度申請して発行されたパスポートを長期間放置して失効させてしまうと、次回申請時に通常よりも高い手数料(ペナルティ料金)を課される制度が導入されています。必ず受け取りに行きましょう。


まとめ:計画的な準備でスマートな海外デビューを

パスポートの申請には、10年用であれば合計で約17,000円〜18,000円程度の予算(手数料+写真代+書類代)を見ておくと安心です。

決して安い金額ではありませんが、パスポートは世界で通用する最強の身分証明書であり、海外旅行を楽しむための必須アイテムです。支払い方法や必要な書類を事前にしっかり確認しておけば、当日の手続きで慌てることはありません。

まずは自分の本籍地や写真の準備、そして何より「どの期間のパスポートにするか」を決めて、余裕を持って申請を進めてくださいね。準備が整えば、あとは素敵な旅の計画を立てるだけです!

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