👃「まさか私(僕)が?」加齢臭を自分でわかるセルフチェック体験談とコツ
加齢臭は、自分ではなかなか気づきにくいニオイの代表格です。私たちの嗅覚は、同じニオイを嗅ぎ続けると、脳がそのニオイを「無害」と判断して感じにくくなる「嗅覚疲労」を起こすためです。しかし、周りの人に不快な思いをさせないためにも、セルフチェックで自分のニオイを客観的に把握したいですよね。
ここでは、加齢臭の原因物質である「ノネナール」などが濃く発生しやすい部位に着目した、自分で加齢臭をチェックする具体的な方法と、実際にコミュニティで共有されているセルフチェックの体験談をご紹介します。
💡 加齢臭を自分でチェックする3つの確実な方法
加齢臭やミドル脂臭といった体臭は、特に皮脂腺が多い部位やムレやすい部位から強く放散されます。自分のニオイを客観視するには、**「鼻をリセットすること」と「ニオイが染みついたものを嗅ぐこと」**が重要です。
1. 👕 着用後の「衣類密封チェック」
最も手軽で客観的にニオイを把握できる方法として、多くの専門家が推奨しています。
方法:
一日中身につけていたTシャツの襟元や肌着、ブラジャーなど、皮脂がつきやすい衣類を用意します。
その衣類を未使用のポリエチレン袋(ジップロックなど)に入れて、しっかりと口を閉じ、10分ほど置いてニオイを密封させます。
その間に、一度外に出るなどして嗅覚をリセットします。
袋の口を開け、中のニオイを嗅いでみます。
判断の目安: **「古くなった油」「ロウソク」「古本と脂が混ざったような」**ニオイがしたら、加齢臭(ノネナール臭)やミドル脂臭(ジアセチル臭)が発生している可能性が高いです。
2. 🛏️ 翌朝の「枕・布団チェック」
頭皮や耳の後ろ(耳裏)は、皮脂腺が多く、加齢臭の発生源として最も代表的な部位の一つです。寝ている間にニオイが枕に染みつきます。
方法:
洗いたての清潔な枕カバーに変えて寝ます。
翌朝、起床後すぐに、頭を乗せていた部分の枕カバーのニオイを嗅いでみます。
判断の目安: **「使い古した油」や「酸っぱい」**ニオイがする場合は、頭皮周りで体臭が発生している証拠です。
3. 🖐️ 直接指でこする「耳の後ろ・うなじチェック」
特に耳の後ろやうなじは、洗い残しやすく皮脂腺が多いため、加齢臭が発生しやすい要注意ゾーンです。
方法:
手を石鹸や香料の少ないハンドソープで洗い、ニオイをリセットします。
洗った指の腹で、耳の後ろからうなじにかけて何度かこすります。
すぐにその指のニオイを嗅いでみます。
判断の目安: 独特の油っぽいニオイや、酸っぱいようなニオイがしたら、この部位の皮脂の酸化が進んでいるサインです。
🗣️ コミュニティで寄せられた「加齢臭セルフチェック体験談」
加齢臭について匿名で意見交換が行われるオンラインコミュニティでは、多くの方が自身のニオイの変化に気づいたきっかけや、セルフチェック方法について語っています。
「夫の加齢臭対策を始めたら、自分も…」(40代女性)
「主人の加齢臭が気になり始めて、専用の石鹸を買い始めたんです。ある日、その石鹸で洗った自分のTシャツを、試しに袋に入れて嗅いでみたら…あれ?主人と同じ**『古い油』**のようなニオイがする。ショックでしたが、夫のニオイに慣れてしまっていたので、客観的なチェック方法ができてよかったです。」
「枕カバーのニオイで確信した」(50代男性)
「子どもが使っていた**『においチェッカー(簡易測定器)』で、自分の頭皮を測ってみたら高数値が出て驚きました。それから、言われてみれば、洗いたての枕カバーの翌朝のニオイが、古本屋の奥のニオイみたいだと気づきました。自分でニオイを意識すると、その不快な油っぽさ**が頭から離れなくなりました。」
「ツンとしたアンモニア臭」(40代男性)
「体臭=加齢臭(ノネナール)だと思っていたのですが、最近、疲れた日の夜の胸元から、ツンとしたアンモニア臭(疲労臭)がすることに気づきました。服を袋に密封して確認したところ、加齢臭とは違う『ツンとくる汗臭さ』で、これはミドル脂臭と疲労臭の複合型だと確信しました。運動不足を解消しようと決意しましたね。」
「ブラジャーのワイヤー下」(50代女性)
「女性の加齢臭は、胸元や背中のブラジャーが当たるムレやすい部分から出やすいと聞き、ブラのワイヤー下の布地をこっそり嗅いでみました。他の部分の衣類は大丈夫だったのに、そこだけ明らかに濃い皮脂のニオイがしました。締め付けとムレが原因だとわかり、通気性の良いインナーに変えたら改善しました。」
これらの体験談からもわかるように、加齢臭は気づきにくいものの、正しいセルフチェック方法と客観的な視点を持つことで、十分自分で把握し、早期に対策を始めることができます。